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ライブでしか味わえない魅力

live3.jpgライブやコンサートに足を運ばないひとはこう言います。

「CDで聴けばいいじゃん」


ここを読んでくれている方はそうじゃないと思いますが。


基本的なライブの魅力はなにかを考えてみました。


アーティストやファンとの時間・空間の共有


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同じ空間に憧れのアーティストがいる。
普段なら日本にいるはずのない海外のアーティストが目の前にいる。
もしかするとメンバーチェンジやバンド解散で、もう二度と同じメンバーのライブはないかもしれない。


生の時間の共有というのは素敵なものです。


来年もまたそのアーティストのライブがあると思うのは幻想。

レコード会社と契約が切れてしまうかもしれない。

ライブ活動をやめてしまうかもしれない。

病気になってしまうかもしれない。

もしかしたら、そのアーティストは来月に死んじゃってもう二度と永遠にライブがないかもしれない。

あのマイケルジャクソンだって、思いがけず亡くなってしまいました。

アーティストの生の魅力を知ることができる

CDは加工が作品の勝負ポイントとなります。 現代ではオートチューンなどのピッチ補正ソフトがものすごい進化を遂げ、 いいマイクでいい音質でさえ録音しておけば、

腕のよいエンジニアさんの手で、へろへろの歌もばっちりな商品にしあげることができます。

揺れたリズムの演奏もガチガチに正確に修正できます。

逆に実力のあるアーティストでもわざと加工感のある仕上がりにしたりします。


ライブになると演奏は基本的に生になります。(同期やカラオケもありますが)
ライブ好きなアーティストならアレンジも変わりますし、楽器のソロも増えるでしょう。


アーティストの歌の本当の魅力が出るのもライブです。
声質がCDよりも太くつややかに聴こえることも多いはず。
最初と最後では声質も変化します。
ピッチがすこしずれてもそれも生の魅力。
息切れしても、歌詞を間違ってもそれも面白い。


演奏も日によって変わります。
そういう楽しみ方をツアーの各地何カ所も参加するひとたちは知っています。

演奏のグルーブを感じることができる

live5.jpg 最近はCDをオーディオ機器でなくパソコンで聞くリスナーも多くなってきました。 小さい音で聴くひとも多いです。 それではベースなどの低音のグルーブはほとんど感じることができません。


ライブハウスコンサートホールでは大きなスピーカーで低音がぶんぶん出ます。
勝手に体が動くような。
バンド演奏の魅力をはっきりと感じれる空間です。

テンポも速くなることが多いですね。


会場によって聴こえ方も違う


ツアーなどで別の会場のライブを体験すると、
曲目もMCもあまり変わらないのに驚くほど違う印象を受けることがあります。

それは会場の音響が違うから。

ホールの大きさでも鳴り方は違いますし、
席の位置でも変わります。

県民性で盛り上がり方も違います。

季節でも違います。
冬はお客さんの上着が音を吸うのですっきり聴こえやすいです。


アーティスト側も変わります。
地元で緊張したり、初日で緊張したり、
大きなホールは緊張が緩んでしまったり。
冬は手がかじかんだり。


初日に緊張しないアーティストなんていませんから、
初日は危ないシーンが多いですね。


小さなライブハウスでの近さも素敵だし、
ドームで数万人がひとつになったときのパワー感もその瞬間にしか経験できない魅力。


違いを感じれるひとはいろいろなことを楽しめるはずです。

遠征ライブのすすめ

shinkansen.jpg同じアーティストのツアーに何カ所も行くファンが大勢います。

経験のないひとから見れば
「おんなじメニューの演奏を見てなにが楽しいんだろう?」
などと思うかもしれません。
曲順はおろか曲間のトークまでもまったく同じコンサートだってよくあること。


お金もたくさんかかりますしね。


遠征の醍醐味はなんでしょうか?


遠征の醍醐味


自分の住んでいる街から遠く離れてライブに参加することは、
家を出てから帰ってくるまでのすべてがイベントになります。
楽しみは2時間のライブだけでなく、観光や、ご当地のおいしい食べ物、同じように遠くから参加するファンどうしの交流も含めてのパッケージツアーとなります。


旅に出るときの開放感そのものが味わえるということです。

たとえば、あなたが岐阜に住んでいて、京都会館のコンサートに行くとします。
東海道本線の旅
駅弁
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清水寺〜

お昼に京都に着いてお寺巡り
お宿にチェックイン
喫茶店でお茶
京のお土産お買い物
コンサート
ファンの集い
温泉につかる
宿泊
朝の散歩
またまたのんびり観光
季節がよければ、桜、紅葉も楽しめたり。
・・・・・
などなど楽しさが何倍にも広がります。


行程をよく練らなければならないので
十分楽しむためには下調べが必要です。


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おかえり〜

もちろん、お金にも時間にも余裕がないとなかなかできるものではありません。


熱烈なファンの中には相当無理をして参加する人もおられます。
5時にしごとを終えてから新幹線でかけつける、
始発で帰って仕事に出る、
など。

それだけの醍醐味が遠征にはあるということかもしれません。


ただ、無理してスケジュールを詰めすぎて、コンサート中は気持ちよく寝てた!という人もいますので、本末転倒にはならないように...。

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