夏の風物詩ともなっている日本最大級の野外ロックイベントフジロックフェスティバルは野生的でサバイバルな感じが醍醐味です。

当然、自然と戦うための持ちものが必要になります。

大きな敵は雨と寒さ。

kyugo.jpgもちろん子連れの方・妊婦さん・体の不自由な方にはプライオリティーテントが用意されていますので、積極的に利用してください。
その他の方は自己責任で、まわりのひとと助け合って楽しんでください。



フジロックフェスティバル2009の様子がよくわかります。雨・ぬかるむ地面・込み合う会場・森の中の移動・夜の様子。みんなの服装や足元にも注目!


雨ガッパ


これまでのフジロックではほとんど雨が降っています。
快晴でも突然土砂降りになります!
山の天気と女心はなんとやらです。
雨ガッパは必要です。
厚手のものを選べば、防寒にも役立ちます。というか安物のペラペラでは役に立ちません。
ゴアテックスだとかちゃんとアウトドア専門のメーカーのものがいいでしょう。
自分の命を守る!といった気合いで準備しましょう。

逆に、下着やパンツ、靴、バックなどはもう捨ててしまっていもいいようなものを持って行くほうがいいかも。
泥々のびちょびちょになりますな。


ジャケット


夏ですが、森の中の夜は想像以上に寒い!7月といっても高原は寒い。
特に雨の夜。
ジャケットなど厚手の上着は必須です。

長靴

雨が降りぬかるんだ道が多く出現しますから長靴は要ります。 山道ですが、ハイキングブーツだと雨が降ると重くなり歩くのがつらくなります。 家を出るときから長靴!というひとも多いです。 一番奥のオレンジコートから入場ゲートまで普通に歩いて40分。相当長い距離をあちこち移動することになりますから、靴も長靴もちゃんと事前に履いて慣らしておきましょう。 苗場のプリンスホテルに泊まって会場へ行き来するなら、もっと長い距離を歩くことになります。


テント

tent.jpg
フジロックフェスティバル'09
テントエリアは傾斜しています。
平らな場所はどんどん先に占領されてしまいます。
滑り台くらいの相当な傾斜地にテントを張ることになるかも!
テントごとずり落ちて移動してしまうこともありますから、
しっかり地面に打ち込めるタイプのテントがいいでしょう。
湯沢町の苗場スキー場には7500張りもテントが!
(写真:産経ニュースより)


折りたたみ椅子


折りたたみ椅子は必須!
休みたいときに座る場所がないと疲れます。人間そんなに長い時間立っていられません。
椅子があるとだいぶん楽です。
グリーンステージならお天気が良ければ座れますが、グリーンステージ以外は土の地面。
シートもひきにくいし、雨が降ったりするとどろどろのぬかるみになります。

携帯灰皿

タバコを吸うひとは必ず。

懐中電灯

森の中だけでなく会場内でも暗~いところがあります。念のため。

虫除け

森の中ですからいろいろな虫がいます。 蜂やブヨや蚊など刺す虫も。 虫除けスプレーや虫刺されの薬は持っていたほうが安心です。

公式サイトによると黄色と黒のシマ模様は危険だそうです。
阪神ファンは蜂に注意。

その他

帽子・タオル・ティッシュ・ゴミ袋・お薬・応急セットなど基本的なもの

フジロックの公式サイトでも詳しく説明がありますので、
よく読んで忘れ物のないように。
フジロック公式サイトQ&A

なお、キャンプ用品等、かさばる荷物を FUJI ROCK FESTIVAL 会場宛てに事前発送することができて便利です。
詳細は公式サイトで。

また、経験者のみなさんがよく言いますが、
初回は難しく考えないでいろいろ困ったり失敗したりするのもフジロックの醍醐味のひとつです。
日常を離れることでまわりの人にもなんだか助け合いの雰囲気が生まれます。